お知らせ
葱や平吉
あっという間に師走になってしまいました。と、相変わらずの言葉遊びで申し訳ありません。
京都先斗町でボヤがあり一時は騒然となったとのことですが、逃げ遅れた人もなく鎮火したニュースが飛び込んできました。
ちょうど1週間前家族と食事を楽しんだ店の近くだったので、テレビに聞き入ってしまいました。
今年は暮れになってから大分・香港と大規模火災の映像が映し出されているので、他人ごとではない気がします。
東京消防庁のHPでは、丙午(ひのえうま)や三の酉(とり)の年は火事が多いといわれていますが、どうして火事が多くなるといわれるのか、その確証は残念ながら無いようです。
今年は11月12日と11月24日の二の酉の年なので火に対して若干スキがあるのかしら?
いずれにしても気を付ける季節になりました。災害は火災だけではなくインフルエンザ・百日咳・コロナなど、既にワクチンを打った方でも気を付けて毎日をお過ごし頂ければ幸いです。
店名にもなっている玉ネギ・九条ネギなどの野菜をシンプルに網の上に焼くだけですが、野菜本来の甘さがあり酒が進む店があります。京都に行った際は必ず予約の店の1つに勝手に決めさせて頂いています。鴨川に掛かる団栗橋のソバにあり京都の情緒がたっぷり味わる雰囲気のエリアにあるため、欠かせないお店の一つです。
予約をしないと入れないのですが予約なしのお客さんが数分に1組の間隔で声をかけているので、断る方も大変とカウンターから感じています。
店の大将は客一人一人のオーダーを聞きながら完璧なくらい間違いのない皿を提供されており、3人のスタッフの方に客先迄届けるよう指示するのですが、3人の内2人は外国人なので2階の客・1階の客に届くようにいろいろ気を使いながら声をかけておられるのを見ながら、うまい料理に舌鼓を打ちながら美酒に酔って時間を過ごしています。
大将の言葉のかけ方に愛情というか、京都言葉かもしれませんがキツク無いので、聞き入ってしまいます。スタッフにかける言葉は、お客様も聞いているので人柄が出ます。
決して嫌な感じはしないのは、自分ひとりではない様で、家族も気にいっているようです。
あまり人にはお勧めしたくない店ってありますよね。
神田に『いもや』という天ぷら屋があります。今でもあるかしら?店内は油汚れなど全くなくいつも綺麗で、大将がカウンターの客のオーダーを一つ一つ確認しながら、出来立ての天ぷらを提供しておりました。店を出る時もお客が食べたメニューを一人ずつ覚えていて、清算していた記憶があります。
昼食時は100人とか来店するのですごい記憶力?と感じておりました。
『葱や平吉』の大将も、『いもや』の大将も、職人でありながら、経営者であり、教育者であり、仕事にプライドを持っておられるようで、ある意味参考にさせて頂いています。
今年もあと1か月。皆様どんな年でしたか?と、相変わらずの言葉遊びで申し訳ありません。
言わせてください。来年はどんな年にしたいですか?また、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
【2025.12.01】
台風一過
最近の台風は鹿児島近海で発生して本土に上陸するパターンが多くなりました。地球温暖化が招く災害ですが、考え方によっては人災かもしれません。
用水路のような小さな川が急に暴れ川に変身して水害をもたらす事もよく聞く話です。
被災された方々にはお悔やみ申し上げます。
雨量は同じでも一度に沢山降るのではなくて、少しずつ降ってほしい。
誰もが願う自然に対するお願いです。
AIによる概要を調べると、「台風一過(たいふういっか)」とは、
台風が通り過ぎた後に、空が晴れ渡り天気が回復する状態、および大きな騒動や問題が収まり、平和で晴れやかな状況になることのたとえを指します。
文字通り台風のような大きな出来事が過ぎ去ったことを表し、天候だけでなく、トラブルを乗り越えた後の安堵感や明るい展望を示す比喩表現としても使われます。とあります。
弊社のような小さな設備事務所でも大きな出来事があります。社長一人で方向性を見つけることもありますし、幹部と話して結論を出すこともあります。
また、社労士・税理士・弁護士など社外の専門の方の知恵を聞くこともあります。
人と話すことで、自分の過ちに気づく場合もありますし、人と同じ意見の時は少し嬉しかったりします。
また客観的に判断して頂けるので、心に余裕ができる気がします。
社員及びその家族の方々を、路頭に迷わせることは絶対にしない。
当初、会社を立ち上げたときに自分に誓った言葉です。自分がその逆を経験してきたからこそ抵抗でしょうか。或いは反発でしょうか。
なので、当たり前ですが自分が経験して嫌だなと感じたことは人には同じことをしない。資本金も増資し会社をより安定させることもそんな経験があるからこその結果かもしれません。
以前、ある社長から言われたことがあります。『社員は社長の鏡』
社長がバタバタしていると社員もバタバタしてやがては会社が解体してしまいます。
人って、見ていないようで見ていますよね。見えてなくても感じることがあるのでしょう。
年に4回程度ですが、個人面談会を開催しています。
年が離れている社員もいるので、お互いに本音で語り合いコミュニケーションをとっていく事を目的としています。
当初は本音を言ってくれなかった人もやがては心を開いてくれている気がします。個人的な事、健康的な話、経済的な内容。
一人ずつ違った意見で一日話し合うと心身ともにその日は疲れますが、翌日には何故かすっきりしています。社長が晴れやかになるとおそらく社員の方も晴れやかになるのでは。
言葉にして自分の意見を話すと前向きになれるのが、晴れやかになれる一因かもしれません。お互いに前を向いて進んでいく。速くても遅くてもいいのですよ。
前を向いている事がお互いに理解していれば。それが台風一過ですね。
【2025.09.08】
暑い夏 如何お過ごしですか
梅雨があけて暑い夏の到来ですが、夜中にエアコンをつけっぱなしがもはや常識となりつつありますね。
舌打ちでもされそうな文脈から初めてしまい、心苦しいです。
楽しみにしていた花火大会も中止が相次ぎ、近年のゲリラ的な天気の急変に驚かなくなった事が実は怖いことかもしれません。
弊社は【8月9日~17日まで】夏季休暇を頂きます。
予定は既にお決まりですか?
子どもたちは長い休暇の中で旅行などの行事が楽しみですね。
最近よく『社長の器』について考えさせられることがあります。
相互関税(実はTACO?)で日本の経済にダメージが受けるかどうか?の対応策でM&Aなど会社をより強固になる企業あり、今よりもっと柔軟に対応する企業ありと対応は様々の様です。
船に例えれば船頭次第で会社および社員・関連企業などの命運がかかっているので、難しいかじ取りになりますね。
この業界では、昔『昭和の社長』が沢山おりました。黙って俺についてこい!と、頼もしい反面、パワハラ・セクハラと今の風土に合わない経営者といった具合の自称社長が大勢いました。今はほとんどいないと思いますが、生き残っていると社員は大変でしょう。
親子2代にわたって社長になる人もいます。この業界では世襲制はよくある業態と感じています。
自分の周りでも結構な方々が見受けられますが、親の作った会社を無駄な投資・ゴルフ会員権・事業拡大などに費やして潰してしまうポンコツ社長もちらほらと。
社員は大変だと思いますね。
世襲制の場合、親子の仲が良いから続いているのも事実かと。社長の時の社員がそのまま新社長についていく場合もあれば、独立する場合もあり。様々ですね。
自分が独立をしたのは2004年ですから、自分の会社で20年以上この業態を同じ目線で見ることができていると思います。毎年、会社運営が厳しくなっていると感じています。
前述のポンコツも昭和の社長も反面教師。参考にさせていただいています。
時代に合った自分のやり方を、基準になる人に相談しながら広い目線で、船のかじ取りを任せて頂いております。
小伝馬町に移転して1年が経ちました。安くてうまいランチを求めてランチ難民にならないよう、日々奮闘しております。
暑い夏のため?か取り留めのない話となってしまいました。
体には十分気を付けて暑い夏をお過ごしくださいませ。
【2025.07.22】
6月6日はお休みします
GW明けに休暇の話をしてヒンシュクを買いそうです。
但し、タイミング的にこの時期が良いかと思い投稿させて頂きます。
6月は公休日が無いとのスタッフの指摘で、第一金曜日(今年は6月6日)を社内の公休日と決定させていただきました。
1日増やしたのではなく、今まで夏季休暇を5日としておりましたが、
数年前より『山の日』が増えたので休暇の取り方が前週金曜日または次週月曜日に絡ませる事にスタッフ共々悩みとなってしまった(?)経緯がございます。
結果4日しか取得できないスタッフが増えた為、いっそのこと、どこか別の日に引越しすることで5日の公休日を取得していただく考えになりました次第です。
どこに引越ししますか?
前述のようにスタッフの提案で6月は祝日が無い月なのでという次第です。
土日と絡ませて勝手に3連休という、絡ませることが好きなのかしら。
結果、スタッフの休日の取り方もほぼ100%になった(=土日出勤が無くなった)事は、休日を決定した側からするとシテヤッタリ!
よって、会社が定める日として
4月1日(創立記念日)
6月第一金曜日・8月15日近辺(夏季休暇5日)
年末年始(冬季休暇5日)
を決定させていただき、土日/祝日の119日と合わせて、年間130日の休日とさせて頂きました。
お客様にあっては、ご迷惑をお掛けする事もあるかと存じますが、ご容赦いただけると幸いです。大変申し訳ございません。
またスタッフにあってはいわゆる『働き甲斐』につながる事と思います。
設備設計業は下請業なのでなかなか休日が取れない。
他スタッフの目が気になり休みにくい。
等のイメージをできる限り払拭したいと、会社として行動させていただく事が出来れば幸せに存じます。
どうぞ今後ともよろしくお願い申しあげます。
【2025.05.08】
創立記念日
4月1日は創立記念日のため、休暇を頂きます。
皆様にはご迷惑をお掛けすることもあると存じますが、大変申し訳ございません。
ご容赦いただければ幸いです。
お陰を持ちまして、22年目を迎えることができました。
お仕事を頂けるお客様がいなければ、頂いた業務を行うスタッフもいないと会社を継続することができません。
昔からお付き合いのあるお客様もいらっしゃれば、新規のお客様もいらっしゃいます。
スタッフも同様です。
出会いがあれば別れもある。3月が卒業月で4月が入学月。
この時期に記念日を迎える事ができるのは、感慨至極ですし、感謝の言葉もございません。
本当に有難うございます。
22年も業務を続けていると、当然振り返ることがあります。過去を振り返って都度、軌道修正し前を向く。
前を向いた結果が、女性スタッフの採用です。建築業界は男性社会という環境で育ってきた経営者も多いはず。
設備設計業界は特に男性社会が顕著だった気がします。
弊社も全スタッフの半数近くが女性のため、自分には無い感覚にはいつも驚かされている今日この頃。
益々、多様性、公平性、包括性というキーワードが必要になってきます。
ますます、弊社に於いても、公平な賃上げであり、多様性を考慮した設計物件の対応が必要になりそうです。
『多様性を考慮した物件対応』ってなに?
以前から、住宅・大型物件・ホテル・公園・改修工事などの、設備の分野における基本設計・実施設計・監理まで対応することができるので、いろいろなお客様に声をかけていただきます。つまり、何でも対応できるスタッフを育成するという意味が伝われば幸いです。
『客は店を育てる・店は客を育てる』と申しますが、弊社もお客様に育てられ大きくなることができました。
いろいろな経験をさせて頂いて、スタッフを育てお客様に対応させていただく。
22年の反省を兼ねた今年の目標でしょうか?
今後ともよろしくお願い申しあげます。
【2025.03.18】
2025年に思う事
巳年は、昔から新しい挑戦や変化に前向きな姿勢を示す年と言われています。
古代から蛇は皮を脱ぎ捨て、新たな姿に生まれ変わる姿が、再生や永遠の象徴と解釈されているようです。
昨年、引越し・増資など大きな変化があった年ですが、今年も引き続き新たな挑戦を行っていきたいと考えています。具体的な内容は今後の弊社にご期待ねがいとう存じます。
正月が過ぎて、少しまったりした時間が過ぎていく今日このごろ。
東京では相変わらず注意報が発表されるほど、空気が乾燥しており、インフルエンザなどの感染症が猛威を振るっています。どうか皆様もご注意くださいませ。
乾燥に関連して火事にも十分ご注意ください。LAでは高級住宅街の広範囲の火事が大きなニュースとして毎日のように取り上げられています。くれぐれもご注意を!
日本でも大きな火災があった地域に新築する建物に取付ける防災設備には、独特のローカルルールが適用されるエリアがあります。
所轄を管轄される役所・消防などの工夫が垣間見える瞬間ですね。
今は、春に向けていろいろ準備を重ねていく期間なので、もう少し経過したら皆様方に良いご報告ができると思います。こうご期待!といったところでしょうか。
それまでは一生懸命生きていきましょう。しかも健康に・・・ですね。
【2025.01.16】
